転勤(異動)について
転勤(人事異動)について 自衛隊って北は北海道、南は沖縄、さらには硫黄島等の離島などに点在しており転勤(人事異動)が非常に多い、多そうなイメージがありますよね? そのイメージは間違っていません。ただ、皆が皆そういうわけではありません。結論から言えば、多い少ないは人によります。 自衛隊は階級社会です。 士たる階級での転勤は、ほぼなし 入隊して間もない期間(階級が士)は、教育隊から配属された駐屯地、基地から転勤することは極めて稀です。 士である期間に転勤があるとすれば、 本人の強い希望 司令部等からのヘッドハ ...
自衛隊は学歴不問!?
中卒歓迎!自衛隊は学歴不問!? 釣りみたいなタイトルになりましたが、自衛隊は中卒でも「国家公務員」として勤務することが可能です。 しかも、入隊して地道に努力すれば中卒でも幹部自衛官になることもできます。もちろん、幹部自衛官になるには入隊後は多方面に対して努力は必要になりますが、それはどのような職業でも同じだと思います。(※入隊した段階で幹部自衛官への任官が確定している一般幹部候補生、防衛大学、防衛医科大学、看護学生、航空学生等については高卒もしくは大卒の資格が必要になります。) 現在は様々な国際情勢の影響 ...
数字や英字の読み方が変!?
自衛隊の数字やアルファベットの読み方は独特!? 自衛隊の特集番組で、隊員の方が「マル・ゴー・サン・マル 集合!!」みたいな呪文のようなことを発していたりしますが、これは瞬間的に正確な判断が求められる自衛隊の任務特性上、聞き間違いを局限し一度の報告で状況等を把握するために活用しているみたいです。具体的な数字の読み方は以下の通りです。 0:マル1:ヒト2:フタ3:サン4:ヨン5:ゴー6:ロク7:ナナ(場合によっては、シチ)8:ハチ9:キュウ これを元に「1745集合完了」を訳すと「ヒト・ナナ・ヨン・ゴー集合完 ...
入隊準備(体力づくり)
持続走能力の強化が最重要 自衛隊に入隊すれば陸上、海上、航空問わず教育隊で自衛隊の基礎教育を受けます。この教育の中にはこれから自衛官として、過酷な状況下でも任務遂行ができるようにするための基礎体力練成があります。基礎というだけあって、無理な訓練はありませんが全くトレーニングしていないと出だしから同期との差が大きく開きます。その中でも持続走能力の差は最も目立ちます。 【入隊前の目標】・3km:12分30秒以内・5km:22分00秒以内 高校生や大学生でもない限りはまともにタイム計測をしていないと思いますが、 ...
入隊準備(集団生活について)
規則正しい生活が必要 自衛隊は集団で任務を遂行します。これは何も実際の戦闘や訓練だけではありません。日々の生活においても集団で活動しています。 消灯時間には消灯しなければなりませんし、就寝しないといけません。確かに教育隊での消灯時間は22時前後と非常に早くなっていますが、これは日々の訓練の疲れをとるためでもあります。 よって、自分一人が疲れていないからといって就寝せずに携帯電話などをいじっていると同部屋の人に迷惑をかけてしまいます。入隊を考えている人は少なくとも、着隊2週間ぐらい前から22時消灯・就寝の練 ...
2次試験対策
2次試験の対策について、以下にまとめました。一通り対策を書いていますが、受験種目によっては不要な対策もありますので、皆様の受験種目にあったものを選んで読んでください。 身体検査の内容と対策 【内容】自衛隊の身体検査だからといって特別なことはあまりありません。検査項目は身体測定(身長、体重、腹囲、BMI指数)、歯科検診、尿検査、肺活量、四肢運動、胸部レントゲン、血液検査、問診(既往歴の確認など)です。 【対策】 【全般】身長や体重は募集要項に書いてある通り、均衡していれば問題ありません。また、従来は胸囲だっ ...
自衛官候補生(試験対策)
自衛官候補生とは 【概要】採用の日をもって、陸・海・空自衛官候補生に任命されます。所要の教育を経て、3ヵ月後それぞれ2等陸・海・空士に任用されます。2等陸・海・空士の任用期間は、陸上自衛官については1年9ヵ月(一部技術系は2年9ヵ月)、海上・航空自衛官は2年9ヵ月を1任期(2任期目以降は各2年)として勤務します。 任官から約6ヶ月後に1等陸・海・空士に昇任し、1年後、陸・海・空士長に昇任します。その後は非任期制の自衛官(陸・海・空曹)へと進む道も用意されています。。 【入隊後の教育訓練・職域】陸・海・空の ...
一般曹候補生(試験対策)
一般曹候補生とは 【概要】採用の日をもって2等陸士、2等海士、2等空士に任命されます。また、採用後2年9カ月経過以降選考により3等陸・海・空曹に昇任します。3等陸・海・空曹に昇任後、4年経過及び25歳以上で幹部候補生部内選抜試験の受験資格が得られ、これに合格すれば幹部に昇任します。教育課程では、中堅陸・海・空曹として必要な資質を養うとともに、陸・海・空一般曹候補生として部隊勤務に必要な基礎的知識及び技能を収得します。その後、陸・海・空一般曹候補生として部隊配置となり、部隊勤務などを通じ部隊訓練、各種技術の ...
航空学生(試験対策)
航空学生とは 【概要】入隊後は自衛官の2士に任命され、約2年間は地上準備課程として、海上または航空の航空学生として基礎教育を受けます。地上準備課程修了時には、3曹に任命されそれぞれの操縦課程に進みます。 【入隊後の教育訓練・職域】地上準備課程修了時に3曹に昇任し、飛行幹部候補生として、2曹、1曹と順に昇任していきます。入隊後約4年でウイングマークを授与され、約5年で曹長に昇任。入隊後約6年で3等海・空尉に昇任し幹部自衛官となります。その後は、各配属部隊においてパイロットもしくはナビゲーターとして活躍します ...
高等工科学校生徒(試験対策)
高等工科学校生徒とは 【概要】旧称は自衛隊生徒。生徒発足の理由は、著しく科学技術が発達する現代において自衛隊でも優れた最新装備を扱い、使いこなすためには優れた若い人たちの知識と技能が必要となります。このような観点から、専門技術者としての曹を養成するために、中学校卒業者を対象とした制度です。自衛隊生徒時代は自衛官として3士の階級が与えれていましたが、現在の高等工科学校生徒になってからは学生(生徒)として扱われます。 【入隊後の教育訓練・職域】入校と同時に神奈川県立横浜修悠館高等学校の通信制課程に入学し、全日 ...