引用元:高等工科学校HP

試験コラム 配偶者・ご家族向け

試験直前 高等工科学校試験対策

まず、結論から言います。もう時間は多くはないです。

現時点で過去問8割以上取れるのであれば、その勉強法を継続するだけで合格可能だとおもいますので、

本記事は参考程度に流し読みしてください。

かたや、、、

もし、もし、これから受験対策するのであれば、

インプット2~3割、アウトプット7~8割で猛勉強しましょう!!

迫る1次試験、時間がない

高等工科学校を受験することにしたけど、

もう試験までか月ぐらい・・・。合格するには何をやればいい?」

「他の人は、どんな勉強をやっているのか?」

などと悩んでいる方に向けて、陸上自衛隊OBであり、

少年工科学校(=高等工科学校)の卒業者である私が最適解を解説します。

後輩になるかも知れないあなたに、合格への「試験対策アドバイス」をすることにしました。

この記事を最後まで読んで頂くことで、

・合格するには、どんな準備が必要なのか?
・学科試験対策はどんな手順でやったらいいのか?
・『作文』の対策は、どうすればいいのか?

がわかります。

高等工科学校の試験日は1月です。
通常の公立高校の試験日より2ヶ月近く早いわけですね。

そして、防衛大学校も同じですが受験料が無料なので模試では味わえない本番の雰囲気を味わうために、自衛隊に入隊する気はないけど受験する学生も結構います。よって、受験倍率は実際よりもやや低いので気負い過ぎる必要はありません。

【高等工科学校】合格への準備

気持ちを高めよう!

さて、「高等工科学校」の近年の一般採用試験の倍率ですが、ウワサや口コミでは10~20倍とか言われていますが、

実際には約5~8倍程度です。

「ん?普通の公立高校よりも遥かにやばくね!?」

「あ~、それならムリ!」

とあきらめてしまいますか?

諦めないでください!
まだ、間に合います!

そのための合格への近道をアドバイスしますから…

ポイントを押さえた「準備と対策」をしておけば、間違いなく合格できます!

合格への気持ちを高めていきましょう!

過去問をひたすら解く

「さて、何からやれば良いのか?」

と不安な方がいると思います。

結論を言うならば、

「国語、数学、英語、理科、社会」の学科試験を勉強には『過去の問題集』で実力をつける!

ということです!

なぜかと言いますと、
1次試験の筆記試験の問題は、ほぼ「過去の問題集」の周辺から出題されていますし、普通の高校受験とは異なる傾向を把握できるるからです。

ここで、
「過去の問題集」というものがあるということを知っただけでもあなたはラッキーです。

まだ、自衛隊に関する問題集が出版されていることを知らない人は大勢いますから、前を進んでいることになりますよ。

試験対策の5つの手順をアドバイス

では、いよいよ試験対策の手順をアドバイスします。

どんな勉強をやったら良いのか?

それは、以下のとおり!

①過去の問題集(5年分)を買う
②解答用紙を印刷
③過去問を解く
④問題点の把握
⑤問題点の克服

では、一つひとつ説明しますね。

この時点で、
「あぁ!これなら、大丈夫!」
と自信がある方は、これ以降は読まなくても大丈夫です。

なぜなら、これ以降は、

陸上自衛隊OBの私が、私なりに、
『高等工科学校に合格!』を目指すへ向けて

「合格への自信が無い」

「不安がある!」

という方にだけ、何かお力になれればとの思いで書きますから…

①過去の問題集(5年分)を解く

過去問については市販されているものを活用した方が解説もあるので便利ですが、

物価高騰が著しいので親に頼めないようでしたら、担当の広報官に過去問のコピーを貰えないか聞いてみましょう。

もしくは「過去の採用試験問題」ホームページから印刷しましょう。

一部、著作権の観点から閲覧できない問題もありますがほぼほぼ過去問が無料でGETできます。

準備を始めて、試験前には8割、できればそれ以上を解けるようになっていれば1次試験通過は確実に見えてきますよ。

②解答用紙を印刷

次にすべきことは、『解答用紙』を先ほど紹介した

「過去の採用試験問題」ホームページ

から印刷することです。

本番に臨むためにも、
本番と同じ「解答用紙」を使って問題を解くようにしましょう。

③過去問を解く

それでは、
5年前の過去問から問題を解いてみましょう。

ここでのポイントは、

・時間を気にせず、まずは体験!
・問題集やコピーした問題集(原本)には記入しない!

ということです。

なぜなら、
自衛隊に関する試験問題は初めての体験でしょうから、気持ちをリラックスすることが大切ですからね。

また、問題集に記入しないのは、
買った過去問題集は、まだまだ今後も使うからです。

原本ではなく、コピーした問題集であればどんどん書き込んでもよいでしょう!!

④問題点の把握

さて、問題点を把握することは、重要な部分です。

『過去問』を解いてみると、

「この問題は、簡単だな!」

「この問題は、やったことが無い。まだ、習っていない。」

という問題にぶち当たることでしょう。

ここでのポイントは、

・苦手科目の把握
・苦手問題の把握

となります。

③、④を実施することで、
自分の「苦手科目」がわかります。

わかったところで、普通の人は、

「苦手科目をすすんで勉強したい!」

とはなかなか思わないですよね。

誰でも、そうだと思います(汗)
(後ほど、解決策をアドバイスします。)

そして、さらに、「苦手問題」がわかります。

⑤問題点の克服

『過去問』を解いてみることで、

ご自身の問題点

つまり、
「苦手科目」と「苦手問題」
がわかりました。

これを克服するためには、

・苦手科目への時間配分
・苦手問題の復習

が重要になります。

さあ、ここからです。

「〇〇の科目は、自信がない!」

「この問題は、ムリ!」

という方もいることでしょう。

確かに、
今まであまり勉強してこなかった人が
自分のだけの力で、しかも、短期間に成績を向上させるのは不可能に近いと言えるでしょう。

ですが、
あきらめないでください!

あなたは、

高等工科学校へ合格したい!

と強く希望を持ったはずです!!

⑥インプット3割、アウトプット7割の勉強法

さて、話を進めましょう。

「国語、数学、英語、理科、社会」の成果を向上させるには、『過去の問題集』をとにかく解いて、

間違えたらチェックし、復習を繰り返すことが大切です!

ひたすら暗記に走ることも悪くはないですが、インプットに時間をかけるよりも、

アウトプットに時間をかけるほうが自分の苦手分野に気づきやすいです。

これを実践すれば間違いなくあなたの学科試験に対する実力は向上しており、

「高等工科学校へ合格」する可能性はアップしています。

ただし、
学科試験以外にも『作文』がありますので、こちらのアドバイスもしておきますね。

『作文』の問題と対策のアドバイス

『作文』は、
問題が2問出題され、その中から1問を選択します。

試験時間は、「30分」です。

解答は、ホームページから作文問題を印刷するとわかりますが、
横24 ✕ 縦21 = 504マス
に記入します。

原稿用紙400字よりも多いということですね。

『作文』の問題分析

さて、ここ数年の問題を分析しますと、

今まで(中学生)の『経験』から
今後の生活でどのように生かしていくか?

が問われています。

その『経験』については、決して難しい内容ではありません。例えば、

「絆」「信用」「生きがい」「やりがい」
「挑戦」「頑張ったこと」

など、中学生のときに体験したであろうこと、

・生活の中で気づいたこと
・クラスやクラブ部活動を通じ得たこと
・友人との付き合いから感じたこと

など、誰にでも経験したであろう共通した内容になっています。

作文で気をつけるべきことは、

・問題の意図を理解しているか
・将来のことを考えているか
・誤字脱字が無いか
・「序論・本論・結論」型の構成ができているか
・原稿用紙の最後の方までしっかりと書けているか

などです。

なお、「序論・本論・結論」型は、
2:7:1の文章構成にすると書きやすいし、採点者には読みやすいと思います。

ここで気づいたと思いますが、

「どのような考え方で答えたらいいのかな?」

「どのような言葉で書けばいいのかな?」

と悩む人もいると思います。

結論から言いますと、「読書」をすることがおすすめです!

なぜなら、作文の問題として、

「経験した中で~~・・・」

という問題が多く出題されているからです。

そのためには、読書をして、多くの知識をインプットしておく必要があり、伝えたいことをアウトプットできる様にする必要があるのです。

しかしながら、読書となりますと、

・読みたい本はたくさんあるけど読む時間がない
・毎日の休憩時間を有効活用したい
・目が疲れてしまうので耳から情報を取り入れたい

という方も多いと思います。

『作文』の書き方(例)

さて、『作文』に戻りますが、
自分が言いたいことを「序論、本論、結論」で文章が書けるようにしておきましょう。

「序論、本論、結論」の一例ですが、

「主張」⇒「理由」⇒「具体例」⇒「主張」

に慣れると書きやすくなります。

つまり、

「序論」では、「主張」
「本論」では、「理由」と「具体例」
「結論」では、最初の「主張」

書くやり方です。

以上の作文の書き方は、採点者にわかりやすく
しかも、的を得た回答になりますから好印象となり、得点が得られやすいです。

「実際に、どう書けばよいですか?」

「具体的な書き方を教えて欲しいな!」

なお、物事を忘れない秘訣は、先ほども言いましたが「書く、話す」というアウトプットをすることが大事です。

高等工科学校の参考書

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