あと2か月後には自衛隊
この記事を書いているのが令和6年1月末です。
自衛隊への門戸を叩き、何かしらの試験を受け合格した人は今春から自衛官、もしくは自衛官へ続く学校に入ると思います。既に社会人の方はそこまでソワソワしないかも知れませんが、現役中学生(高等工科学校)や現役高校生(防衛大学、航空学生、自衛官候補生等)は学生から一気に社会人と立場が変わるので不安だと思います。
でも、大丈夫!!
どんな人でも「はじめの一歩」は、不安だらけですし皆が横一線です。不安に押しつぶされる前に、残りの2か月間を有意義に過ごしましょう。特に現役の中高生であれば、卒業に向けいろいろなイベントがあると思いますが心の底から楽しみましょう。青春はその時、その時にしか味わえませんから。
されど2か月。何かやっておくべきことは?
ん~、本音を言えばこれまで皆様を立派に育ててくださった両親等や学校の先生、同級生等に感謝してください。と言いたいです。
ただ、このサイトに足を運ぶ人はそんな建前はいらねぇ~、ガチであと2か月には自衛隊に行くんだ。不安で不安で仕方ないから今からでも何かやっておいた方がいいものはあるか教えてくれ!!って感じの人だと思います。
分かりました、分かりました。以下にやるべきことを紹介します。
- 親孝行、友人との思い出作り(連絡先の交換等)
- カラダを鍛える(3km走、腕立て、腹筋)
- 生活スキルの取得(洗濯、アイロン、買い物等)
- 規則正しい生活(暴飲暴食×、早寝早起きの習慣)
親孝行、友人との思い出作り
今は昔と違って高校生ぐらいになれば、誰しもが携帯(スマホ)を持っていると思います。高校や中学の友人は一生モノというぐらいなので、連絡先を交換等しましょう。また、卒業前はいろいろとイベントがあると思います。積極的に参加していろいろな思い出を作りましょう。
また、自分を立派に育ててくれた両親等はもちろん、学校の先生にも感謝の気持ちを沢山伝えましょう。親子だから、孫だから、親戚だから、生徒だから良くしてもらって当たり前ではないのです。2か月後には社会人になるのであれば、他人に対しても感謝の気持ち、そしてそれを素直に伝えることは大事です。ただ、本当の親孝行は初任給を頂いてからなので、ここではお金を使うようなことではなく素直に感謝の気持ちを伝える言葉を言います。
友達は宝です!!
カラダを鍛える(3km、腕立て、腹筋)
現役学生であれば体育の授業等で鍛えているのである程度は大丈夫だと思います。
社会人の方はちょっと不安かもしれませんが、報道等で活躍している災害派遣みたいな状況にいきなり放り込まれるわけではありません。自衛官と言え、最初は基礎体力から少しずつ鍛えていきます。なので、大きく不安がる必要はなく、3kmを完走する、完走したら少しずつタイムを縮める、腕立て伏せや腹筋を2分間やる、そして少しずつ回数を増やす。こんな感じでOKです。
帰宅部でも全然大丈夫!! 少しずつ運動する習慣をつけよう♪
生活スキルの習得
入隊、入校すれば自分の面倒を見るのは自分だけになります。
給料を頂くようになりますが、金銭管理や買い物のスキルや知識が必要になります。今ではコンビニで揃わないものがないほど品揃えが凄いですが、なんでもかんでもコンビニで買うと浪費が激しいと思います。
生活をしていく上では上手に倹約する必要があると思います。例えば、これは100均、これはスーパーで買おうとか。確かにコンビニは便利ですが、少し遠くの100均やスーパーで同等のものが安価で購入できるのであればそちらをお勧めします。そして、少しずつその差額を積み重ね、初めての休暇で実家や地元に帰った時にお土産を買ってあげましょう。みんな、喜ぶこと間違いなしです。
他には、洗濯やアイロンの技術です。
洗濯に関しては、洗剤の表記を見れば大体は大丈夫だと思います。アイロンに関しても自衛官の身だしなみの基本なので先輩や教官等が手取り足取り教えてくれると思います。なので身構える必要はありませんが、何事も一回やったころがあるかないかが大きいので余裕があれば入隊、入校前にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?同期から色々聞かれたり、アドバイスできるかもしれません。
節約して帰省したら、お世話になった人に立派な姿とお土産を!!
規則正しい生活
自衛官は集団生活が基本です。
ゆえに、自分は眠くないから音楽を聴いたり、スマホをずっと触っていたりはご法度です。
夜の10時前後には消灯ラッパがなり、就寝しなければなりません。そして、朝には起床ラッパが鳴り響き、清掃や体力錬成、食事等、朝からバタバタします。
厳しい訓練等をする前から退職される方は、この規則正しい生活についていけないみたいです。確かに起きる時間、ご飯の時間、風呂の時間、寝る時間、すべてを管理されると「家畜か!?」って憤慨したくなる気持ちは分かります。
しかし、これが未来永劫続くわけではなく、自衛隊に必要な「命令と服従」を叩きこむ最初の躾みないなもので、卒業してしまえば一気に緩和されるので、何とか最初の期間は頑張って耐えてください!!