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【中止】入間航空祭（R6.1.20 SAT）

災害派遣活動に専念するため

航空自衛隊入間基地（埼玉県狭山市）は9日、同基地で1月20日に予定されていた「入間航空祭」を中止すると発表した。同基地ホームページは「入間基地は、令和６年１月１日に発生しました能登半島地震に伴う各種災害派遣活動を行っております。そのため、令和６年１月２０日（土）に開催予定の入間航空祭については、当該活動に専念することを最優先とし中止させていただきます。」と書かれている。

輪島分屯基地は中空隷下部隊

被災地でもある輪島分屯基地は中空隷下部隊ということもあって、以下のように綴ってある。

当基地（中部航空警戒管制団）の家族の一員である輪島分屯基地（石川県輪島市に所在）が自ら被災しながらも全力で活動を行っており、他の家族（航空自衛隊の仲間）とともに一致団結して支え任務遂行に努めております。

実際に分屯基地周辺には官舎や自宅、実家等がある隊員もいたと思います。そして、正月休暇を取っていた隊員も多数いたと思います。恐らくですが彼らはその高い使命感から正月休暇返上で昼夜を問わず救助活動等にあたったと思われます。

そういった隊員がいる中で、同じ中空エリアの防衛を担っている入間基地において航空祭を開催することは出来ないと苦渋の決断であったと推察します。

ふるさと納税の返礼品は？

入間市は入間基地航空祭の特等席をふるさと納税として取り扱っておりました。しかし、中止に・・・。

中止に伴いふるさと納税返礼品として提供予定であった観覧席・駐車券の取扱を中止します。

寄附者には当初予定していた返礼品（入間基地カレー・ちゃばこ）に加え市の名産品をお送りさせていただく予定です。と公式X（旧Twitter）に投稿している。

コロナ禍が明けて本格的な航空祭を楽しみにしていた方は大勢いたと思います。しかも、久々のブルーインパルスの展示飛行も予定されていただけに残念に思う方も沢山いるとは思いますが苦渋の決断であったこと、そして今も被災者や被災地で活動している多くの方々がいることを思えば仕方なしと思わざるを得ません。

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