中卒歓迎！自衛隊は学歴不問！？
釣りみたいなタイトルになりましたが、自衛隊は中卒でも「国家公務員」として勤務することが可能です。
しかも、入隊して地道に努力すれば中卒でも幹部自衛官になることもできます。もちろん、幹部自衛官になるには入隊後は多方面に対して努力は必要になりますが、それはどのような職業でも同じだと思います。（※入隊した段階で幹部自衛官への任官が確定している一般幹部候補生、防衛大学、防衛医科大学、看護学生、航空学生等については高卒もしくは大卒の資格が必要になります。）
現在は様々な国際情勢の影響や少子化の影響もあって絶対的に安定な職業というのは少なくなってきております。
確かに国立大学や有名私立大学等に進学し卒業することができれば高確率で大企業に就職し、それなりの安定した生活を送ることはできると思います。
ただ、少子化の影響もあって昨今では希望さえすれば、お金さえ払えば大学卒業は難しい状況ではななくなりました。その結果、大学を卒業したからといって大企業への就職や安定した生活が約束されてた訳ではありません。
安定した職業といえば、公務員です。
公務員は親方日の丸といわれるように、日本国が存続する限りは安定した職業となります。
その公務員も官僚といわれる超エリートコースから地方公務員、国家公務員などさまざまなコースに分かれます。その際に、大卒や高卒の資格が必要な試験もあります。こういうことを書くと、「結局、学歴大事じゃん。私、高卒だし・・・。俺なんか中卒だし・・・」と悲観する人も出てくると思いますが自衛官は中卒でも採用試験があり、合格すれば国家公務員として身分が約束されます。
中卒で受験可能な自衛隊試験
・自衛官候補生
・高等工科学校生徒
自衛官候補生や一般曹候補生の合格者の中にはいろんな経歴の人がいると思います。一番多いのは高卒だとは思いますが、大卒や専門学校卒業、もしくは一般社会に就職した後に自衛官を志した人もいると思います。もちろん、中卒の方もいるでしょう。
入隊後はそのような学歴は一切不要です。
極端な話、東大卒業者だろうが中学卒業者だろうが横一線のスタートになります。
自衛隊に入ってからの成績は自衛隊に関する学科試験、体力測定、教練等になります。学科試験は武器や装備品を取り扱う上でいろいろな基礎知識として学ばないといけませんが、大学等で学ぶようなものではないのでみんな同じスタートラインです。その他は実務的なものがメインとなるので努力次第で日々向上できるものだと思います。
入隊後の成績には学歴は不問
・学科試験（自衛隊法等）
・体力測定や教練等の実務面
・人物評価
これらの項目で自衛官として評価されていくので学歴による優劣はありません。
それこそ中隊トップが中卒でも驚けないと思います。今でこそ高等工科学校になりましたが、自衛隊生徒があったころの陸・海・空を問わず、部内幹部候補生の成績上位は中卒である彼ら生徒出身（中卒）であったと聞いたことがあります。
つまり、入隊後の努力が非常に重要になるので中卒であっても堂々と胸を張り各種課題に取り組めば曹への昇任、さらには幹部自衛官への昇任まで門戸が開かれております。
中卒の方に自衛隊がおすすめの理由
・入隊後は学歴不問で平等に扱ってくれる
・国家公務員という身分（安定した給料）
一般的には中卒の方が安定した職に就くことは難しかったりしますが、自衛隊であれば入隊後は学歴不問で平等に接してくれますし、国家公務員という身分を得て安定した生活を送ることが可能です。自衛官の給与は全国平均でいえば高いほうではないかと思います。
そして、男女平等であることもおすすめです。
ジェンダーフリーになりつつある世の中ですが、まだまだ大企業でも男女の給料格差はあります。しかしながら、自衛隊は公務員ですので給料による差異はありません。本当に素晴らしいことだと思います！
中卒でもエリート自衛官がいるということを動画（solalog【元自衛隊】）で解説してくれているので紹介します。