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自衛隊の階級 国際標準名称へ変更か?

自衛隊の階級名称の変更については、主に自民党の国防部会や憲法改正案などで、現在の「自衛隊式」の名称から、国際標準である「軍隊式(旧軍呼称)」の名称へ変更しようという議論・提案がなされています。(※2025年時点でまだ法改正による正式決定には至っていませんが、有力な案として議論されています。政府としては令和8年度の成立を目指しております。)

以下は、その代表的な変更案に基づく比較表です。

階級名称変更案(現行 vs 新案)


💡 ポイント

  • 士(Shi)から兵(Hei)へ: 最も大きな変更点は「士」を「兵」に変えることです。「兵士」としての地位を明確にし、国際的な「Soldier」の概念に合わせる狙いがあります
  • 英語表記: 実は英語表記(ColonelやCaptainなど)は、現在でも対外的にはこの軍隊式呼称が使われています。今回の変更案は、日本語の名称を英語の実態(および国際標準)に合わせるという意味合いが強いです。
  • 海自の特殊性: 陸・空は「大佐・中佐」ですが、海自(Navy)の英語は「Captain(大佐)」「Commander(中佐)」など独自の呼び方になります。日本語の新名称案では、陸海空統一で「大佐」とするか、海軍伝統の「大佐(だいさ)」と呼ぶかなどの議論もあります。

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