南海トラフ地震は、日本の太平洋沿岸地域に甚大な影響を及ぼす可能性がある大規模地震です。
先日、気象庁から30年以内に発生する可能性が70→80%に引き上げられました。
〈南海トラフ巨大地震〉発生確率が「70%」から「80%」に引き上げられたことが意味するものとは? 東大の地震専門家が警鐘(集英社オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/G6q7rccJJV
— 自衛官になるには (@mod_jsdf) January 20, 2025
南海トラフに備えるためにやっておくべきことを元自衛官が解説します。
1. 個人や家庭での備え
防災用品の準備
- 非常用持ち出し袋
家屋の耐震化
- 建物が古い場合は耐震診断を受け、必要に応じて補強工事を行う。
- 家具の固定(転倒防止具の設置)
避難計画の作成
- 自宅周辺の避難場所や避難経路を確認する。
- 家族で連絡手段や集合場所を決めておく。
2. 地域・職場での備え
地域防災訓練への参加
- 地域住民と協力して訓練に参加し、地域の避難経路や防災拠点を確認する。
職場での防災対策
- 業務の継続計画(BCP)の作成
- 従業員向けの避難訓練実施
- 職場内の安全対策(機材や設備の固定、非常用品の備蓄)
3. 公共施設や地域インフラへの要望
- 地震による津波発生が予想される地域では堤防や防波堤の整備を強化。
- 避難タワーや高台の整備。
- インフラ(電気・水道・通信)の早期復旧を想定した計画の策定。
4. 情報収集
- 地震速報や津波警報を即時受け取るために、緊急地震速報が受信できるアプリや防災ラジオを活用する。
- 正確な情報を得るために、政府機関(気象庁、自治体)の情報源をチェック。
5. 心構え
- 家族や地域で協力する意識を持つ。
- パニックを防ぐため、事前に地震後の行動をイメージしておく。