防衛省は令和6年1月18日、「自衛官の人材確保策の一環として、新入隊員の頭髪基準を令和6年度から緩和し、男性については原則丸刈りとするルールを廃止する」と明らかにしました。
昨今の国際情勢の影響もあってか自衛官の募集状況は非常に厳しい状態が続いているみたいです。また、SNS時代でもあり周りからどうみられているか等が気になるお年頃ということもあって頭髪に対する不満も相当あったのでしょう。
当初は「タトゥーOK」等の報道されておりましたが、令和6年度は「まずは頭髪から」といった感じでしょうか?
以下は陸上自衛隊東北方面隊のXですが、今春(令和6年度)からは坊主にしなくてもいいみたいですね。ただ、鍛え抜かれた肉体と表情を見ると坊主でも全然格好いいですね。
【自衛官候補生】
— 陸上自衛隊東北方面隊 (@NeaAdminpr) June 30, 2020
教育を修了した新隊員たちの続きです。成長した姿を見てください。自信に満ち溢れています。#新隊員 #多賀城 pic.twitter.com/76puBGSxTo
男子は「スポーツ刈り」
テレビ番組で自衛隊特集をよく見かえるようになりました。
その中でも新人教育を特集する番組では「丸刈り自衛官」を目にするので、「自衛隊は規律や身だしなみに厳しいんだろうな~」といつも感心しておりました。しなしながら、昨夏の甲子園(高校野球)でも高校球児の頭髪に対して物議を醸し出していました。
以前は「高校球児は坊主であるべきだ!」という意見が多くありましたが、最近では「頭髪はプレーに関係ない」という風潮も増えつつあり、昨夏は長髪の選手も比較的多いチームが数多の強豪を打ち破り優勝を果たしました。
つまり、我々は思っている以上に他人を見た目で判断していますが、少しぐらい長髪になっても国民の為に働く自衛官は立派な自衛官ですし、頼もしく感じます。
以下の写真はテッパチ! - フジテレビ (fujitv.co.jp)から引用したものです。
女子は肩にかからないようにまとめる
女性に関しても以前はお笑い芸人の「やす子」氏みたいな頭髪だったと思われますが、訓練等に支障が出ないように肩にかからないように1つにまとめさえすればある程度は許容されるとのことなので、お洒落をしたい時期なだけに非常に朗報だと思います。
上の写真では教官役の白井麻衣さんは頭髪を後ろで束ねていますが、下のパッケージではばっちり長髪ですね。これだけ長ければお洒落もバッチリできると思います。😀
頭髪の色については言及なし!
髪の長さが許容されるのであれば、「色は?」とも思いますがそれに対する言及はなかったですね。
また高校球児の話に戻りますが、高校球児には長髪の選手はいても染色している選手は見たことはありません。やはり、規則等がある程度緩くなったとしても周りに与える印象もあるので最低限の線引きは必要なのでしょう。