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【雑学】自衛隊の用語集

普段の生活ではまず使わないけれど、知っているとちょっと面白い自衛隊の専門用語や独特な言い回しを集めてみました。食事を「メス」と呼んだり、ヘルメットを「テッパチ」と言ったり、はたまた演習場を「山」と呼んだりする、そんな「自衛隊あるある」な言葉の世界を、軽い雑学として覗いてみませんか?

これから入隊する人は、ここで覚えなくても覚えさせられるのでしょうけどそんなに難しいものでもないので雑学程度に目を通してから入隊しても良いかもですよ♪もしかしたら指導官、班長から一目置かれるかも(笑)

🪖 自衛隊用語集

用語読み方(よみかた)意味・解説
【あ行】
1.アーミーあーみー陸上自衛官のこと。
2.相手方あいてがた演習における敵役(対抗部隊)のこと。
3.赤テープあかてーぷ演習で「戦死・負傷」判定された隊員が体に巻くテープ。
4.朝礼ちょうれい毎朝の課業開始前に行う人員確認や指示伝達のための集合。
5.アフターあふたー課業(業務)時間後のこと。「アフター5(ファイブ)」
6.安全係あんぜんがかり射撃訓練などで、安全管理を専門に担当する隊員。
7.安全管理あんぜんかんり訓練や作業における事故を防止するための措置や指導。
8.安全装置あんぜんそうち銃の誤射を防ぐための装置。「安全装置をかけろ」
9.安定あんてい銃の照準をぶれないように固定すること。
10.アンノウンあんのうん国籍不明機。主に空自で使われるが、防衛ニュースで一般化。
11.1尉いちい一等(陸・海・空)尉。階級。軍隊の大尉に相当。
12.1佐いっさ一等(陸・海・空)佐。階級。軍隊の大佐に相当。連隊長など。
13.1士いっし一等(陸・海・空)士。階級。士の最上位。
14.1曹いっそう一等(陸・海・空)曹。階級。曹の上位。
15.威嚇射撃いかくしゃげき相手を威嚇し、行動を制止するために行う射撃。
16.移行いこうある動作や状態から、次の段階に移ること。「射撃姿勢に移行」
17.韋駄天いだてん体力検定などで非常に足が速い隊員への俗称。
18.移動いどう部隊や個人が場所を移すこと。
19.衣服いふく制服、作業服、戦闘服などの総称。「衣服の手入れ」
20.入浴にゅうよく風呂に入ること。演習場では「入浴セット」を持参する。
21.員数いんずう人員や物品の「数」。「員数点検」
22.員数外いんずうがい定数に含まれない人員や物品。
23.ウィングマークうぃんぐまーく航空機搭乗員(パイロットなど)が胸につける徽章(バッジ)。
24.受入うけいれ新隊員や転属者を部隊に迎えること。「受入(うけいれ)準備」
25.運用うんよう装備や部隊を実際に動かし、使用すること。
26.衛生えいせい隊員の健康管理、負傷者の治療、防疫など。
27.営舎えいしゃ隊員が居住する建物(宿舎)。隊舎。
28.営内えいない駐屯地・基地内にある隊員宿舎のこと。
29.営内班えいないはん営内で起居を共にする最小単位のグループ。
30.営外えいがい駐屯地・基地の外。または営外(自宅)居住が許可されていること。
31.演習えんしゅう実戦を想定した大規模な訓練。
32.掩護えんご味方の行動を助けるために射撃などを行うこと。「援護」とは書かない。
33.円匙えんぴシャベル(スコップ)のこと。陣地構築の必需品。
34.掩蔽えんぺい敵の射撃から身を守るための物陰(遮蔽は視線のみ)。
35.応急おうきゅう応急処置、応急修理など、一時的な対応。
36.OD(オーディー)おーでぃーオリーブドラブ(Olive Drab)。自衛隊の標準的な緑色。
37.オーバーホールおーばーほーる装備品を分解して徹底的に整備すること。
38.オープンおーぷん駐屯地・基地を一般開放すること。記念行事など。
39.お化粧おけしょう偽装(ドーラン)を顔に塗ること。
40.汚染おせんNBC(核・生物・化学)物質に汚染されること。
41.乙夜おつや深夜0時から日の出までの時間帯。当直勤務の区分。
42.2尉にい二等(陸・海・空)尉。階級。軍隊の中尉に相当。
43.2佐にさ二等(陸・海・空)佐。階級。軍隊の中佐に相当。
44.2士にし二等(陸・海・空)士。階級。自衛官候補生から任官した際の最初の階級。
45.2曹にそう二等(陸・海・空)曹。階級。
46.3尉さんい三等(陸・海・空)尉。階級。軍隊の少尉に相当。幹部の最下位。
47.3佐さんさ三等(陸・海・空)佐。階級。軍隊の少佐に相当。
48.3曹さんそう三等(陸・海・空)曹。階級。曹の最下位で、ここからが職業自衛官。
【か行】
49.解散かいさん整列や集合を解くこと。「解散」の号令。
50.会食かいしょく隊員食堂や部隊で食事をとること。
51.外出がいしゅつ課業終了後や休日に、駐屯地・基地の外に出ること。
52.概要がいよう物事のあらまし。「状況概要」
53.カウンターかうんたー反撃、逆襲。
54.確保かくほ地点や物品を確実におさえること。「陣地を確保する」
55.駆け足かけあし走ること。「駆け足ー進め!」
56.課業かぎょう勤務時間内の業務、仕事のこと。「課業開始」「課業終了」
57.火器かき小銃、機関銃、火砲などの総称。
58.カッパかっぱ雨衣(あまぐ)、レインウェアのこと。
59.仮眠かみん演習中や当直勤務中にとる短時間の睡眠。
60.借り上げかりあげ演習などで民間の土地や施設を一時的に借りること。
61.カレーかれー金曜日に海自で食べられるが、陸空の食堂でも定番メニュー。
62.観閲式かんえつしき自衛隊の最高指揮官(内閣総理大臣)による部隊の観閲を受ける式典。
63.幹部かんぶ3尉以上の自衛官。
64.幹部候補生かんぶこうほせい幹部になるために教育・訓練を受けている者。
65.官品かんぴん国(官)から貸与される物品。私物(私品)の対義語。
66.官舎かんしゃ自衛官やその家族が居住する公務員宿舎(官製アパート)。
67.観的哨かんてきしょう射撃訓練で、弾が的に当たったか(弾着)を観測する場所。
68.徽章きしょう階級や資格、所属を示すために制服につけるバッジ類。
69.起床きしょう朝、起きること。ラッパや放送で一斉に起きる。
70.喫食きっしょく食事をすること。「喫食始め」「喫食終わり」
71.既知きちすでに知っている(知られている)こと。「既知の敵」
72.気をつけきをつけ基本教練の号令。直立不動の姿勢をとる。
73.規律きりつ部隊の秩序を維持するためのルール。
74.緊急きんきゅう差し迫った事態。「緊急連絡」「緊急脱出」
75.空包くうほう発射音や反動はあるが、弾丸が出ない訓練用の弾薬。
76.靴磨きくつみがき自衛官の基本。半長靴を光らせる技術。
77.訓練くんれん戦闘や任務遂行のための技術を練磨すること。
78.携行けいこう物品(小銃、水筒など)を身につけて持ち運ぶこと。
79.携行食けいこうしょく演習中などに携行する食料。レーション。
80.警戒けいかい敵や危険の兆候を察知するため、周囲を監視すること。
81.敬礼けいれい上官や国旗などに対し敬意を表す動作。
82.経路けいろ移動する道順。「行軍経路」
83.警衛けいえい駐屯地・基地の門などで、警備・見張りを行う任務。
84.警務けいむ部隊内の秩序維持や犯罪捜査を担う職務。憲兵(MP)に相当。
85.ゲットげっと物品を受領すること。または外出・上陸許可を得ること。
86.健在けんざい異常がなく、任務遂行が可能であること。「人員・装備ともに健在」
87.検閲けんえつ部隊の練度や状態を上級部隊が検査・評価すること。
88.号令ごうれい部隊を統制するために指揮官が発する命令。「気をつけ」「休め」など。
89.後方こうほう戦闘地域(前方)を支える補給・整備・衛生などの領域。
90.候補生こうほせい「自衛官候補生」「一般曹候補生」「幹部候補生」など。
91.攻撃こうげき敵に対して能動的に戦闘を仕掛けること。
92.降下こうかパラシュート降下、またはヘリからのリペリング。
93.国際貢献こくさいこうけんPKOや海賊対処など、海外での活動。
94.国防こくぼう国を守ること。
95.個人こじん「個人装備」「個人壕」
96.固守こしゅ陣地などを堅く守ること。
97.コックこっく給養員(炊事担当)のこと。
98.ゴムごむゴムボート(作業・戦闘用)のこと。
【さ行】
99.サイトさいとレーダーサイト(監視所)、または射撃の照準器。
100.催涙さいるい涙を催させること。「催涙ガス」
101.サインさいん通信略符号。
102.作戦さくせん任務を達成するための計画と実行。
103.撮影さつえい広報活動や偵察での写真・動画撮影。
104.座標ざひょう地図上の位置を示す数値。
105.作業さぎょう訓練以外の業務。清掃、整備、事務、陣地構築など。
106.作業着さぎょうぎ作業時に着用する服装。迷彩服とは別にOD色(緑色)の作業着がある。
107.雑用ざつよう主任務以外のこまごまとした業務。
108.C4Iしーふぉーあい指揮・統制・通信・コンピュータ・情報システム。
109.ジェネじぇねジェネラル(将官)の略。
110.士気しき部隊の任務遂行に対する意気込み、やる気。
111.指揮しき部隊を統率し、命令を下すこと。
112.指揮官しきかん部隊の長として指揮権を持つ自衛官。
113.指揮権しきけん部隊を指揮・命令する権限。
114.識別しきべつ敵か味方か、対象が何かを見分けること。
115.識別帽しきべつぼう所属部隊ごとにデザインが異なるキャップ(帽子)。
116.自候生じこうせい「自衛官候補生」の略。任期制隊員のこと。
117.事後じご訓練や任務の後に行う整備や片付け。「事後整備」
118.師匠ししょう教育隊などで新隊員を指導する班長(曹)のこと。
119.施設しせつ陣地の構築、障害物の設置・除去、橋の建設などを行う工兵的役割。
120.事前じぜん「事前(じぜん)準備」「事前(じぜん)通達」
121.辞退じたいレンジャー訓練などで、過酷さから途中で脱落すること。
122.実施じっし計画された訓練や業務を実行すること。
123.実弾じつだん訓練用の空包ではなく、実際に弾丸が発射される弾薬。
124.射撃しゃげき小銃や火砲などを発射すること。
125.射場しゃじょう射撃訓練を行う場所。射撃場。
126.遮蔽しゃへい敵の視線から身を隠す物陰(射撃は防げない)。
127.ジャーじゃー飯盒(はんごう)。
128.ジャージじゃーじ体操服のこと。
129.縦隊じゅうたい前後に長く並ぶ隊形。
130.酒精しゅせいアルコール、酒のこと。
131.出動しゅつどう災害派遣や防衛出動などの任務で部隊が現地に向かうこと。
132.術科じゅつか自衛隊における専門的な技能・分野。
133.術科学校じゅつかがっこう各職種・専門分野の高度な教育を行う学校。
134.巡閲じゅんえつ上級指揮官が部隊を回り、隊容や装備品の状態などを点検・視察すること。
135.准尉じゅんい准(陸・海・空)尉。階級。曹の最上位、幹部の下位に位置する。
136.昇任しょうにん階級が上がること。「昇進」とはあまり言わない。
137.上番じょうばん交代勤務(当直など)で、自分の番になって勤務に就くこと。
138.状況じょうきょう訓練のシナリオや、周囲の情勢。「状況開始!」「状況終了!」
139.装着そうちゃく装備品を身体や銃に取り付けること。
140.小銃しょうじゅう自衛官が携行する基本的な銃。89式小銃、20式小銃など。
141.士長しちょう士(陸・海・空)長。階級。士の最上位。
142.陣地じんち戦闘のために構築された防御拠点。
143.身体検査しんたいけんさ隊員の健康状態をチェックするための定期検診。
144.人事じんじ隊員の配置転換、昇任、賞罰などを扱う業務。
145.浸透しんとう敵の警戒網を突破し、後方に潜入すること。
146.炊事すいじ食事を調理すること。
147.スクラブルすくらぶる緊急発進(スクランブル)のこと。
148.制服せいふく自衛官が着用する服装。常装(冬服・夏服)、作業服などがある。
149.整備せいび装備品や車両、施設などが常に使える状態か点検・修理すること。
150.整列せいれつ号令に従い、定められた隊形に並ぶこと。
151.赤飯せきはん不祥事や事故などで、上級部隊から処分や指導を受けること。
152.斥候せっこう敵情や地形を偵察する任務、またはその隊員。
153.接敵せってき敵と接触すること、遭遇すること。
154.先任せんにん「先任伍長」(陸)「先任海曹」(海)「先任空曹」(空)。部隊の曹士の最上位者。
155.戦技せんぎ戦闘のための技術。射撃、格闘、スキーなど。
156.戦競せんきょう戦技競技会。部隊や個人の技術を競う大会。
157.戦闘せんとう敵と交戦すること。
158.戦闘靴せんとうか自衛官が履くブーツ。「半長靴(はんちょうか)」とも言う。
159.戦闘糧食せんとうりょうしょく演習や作戦時に食べる保存食。レーション。
160.総員そういん部隊の全メンバー。「総員集合」
161.曹士そうし曹(下士官)と士(兵)の総称。
162.曹長そうちょう階級。曹の最上位。
163.装備そうび任務や戦闘に必要な物品(小銃、ヘルメット、車両など)。
164.雑嚢ざつのう個人装備品を入れるための布製のバッグ。
【た行】
165.待機たいき緊急事態や次の命令に備え、指定場所で待つこと。
166.対抗たいこう演習において敵役となる部隊。「対抗部隊」
167.体験搭乗たいけんとうじょう一般の人や隊員家族が、自衛隊の航空機や車両、艦艇に乗ること。
168.体力検定たいりょくけんてい隊員の体力を測定する定期的なテスト。腕立て、腹筋、3000m走など。
169.隊容たいよう部隊の服装、姿勢、規律などの外見的な状態。「隊容検査」
170.隊員たいいん自衛官(制服組)および事務官など(背広組)を含む全職員。
171.隊員食堂たいいんしょくどう駐屯地・基地内にある食堂。「メスホール」とも。
172.隊長たいちょう部隊の指揮官(中隊長、連隊長など)。
173.待命たいめい命令が出るまで待機すること。
174.タコツボたこつぼ一人用の簡易な陣地(壕)。
175.脱落だつらく訓練や行軍についていけなくなること。
176.脱柵だっさく許可なく駐屯地・基地から脱走すること。
177.弾帯だんたい弾倉(マガジン)や水筒、救急品などを装着するためのベルト。
178.弾薬だんやく銃弾や砲弾のこと。
179.弾倉だんそう小銃などに弾薬を装填しておくための部品。マガジン。
180.短靴たんか制服(常装)の際に履く革靴。
181.担当たんとう割り当てられた区域や任務。「担当区域」「射撃担当」
182.着隊ちゃくたい転属(引越し)や休暇明けで、部隊に到着・合流すること。
183.駐屯地ちゅうとんち陸上自衛隊の部隊が所在する施設。(海・空は「基地」)
184.中隊ちゅうたい部隊単位の一つ。小隊の上、大隊・連隊の下。
185.懲戒ちょうかい隊員の非行や規律違反に対する処分。「懲戒免職」など。
186.聴取ちょうしゅ命令や報告、指示などを聞くこと。
187.調整ちょうせい計画や動作の細部を合わせること。
188.直接ちょくせつ「直(ちょく)接照準」
189.直属ちょくぞく中間の指揮系統を介さず、直接指揮下にあること。「師団直属」
190.通信つうしん部隊間の情報伝達。
191.TTPてぃーてぃーぴー敵の戦術・戦法・手順(Tactics, Techniques, and Procedures)の略。
192.手入れていれ小銃や装備品を清掃・整備すること。
193.敵役てきやく演習で対抗部隊(敵)の役割を演じること。
194.撤収てっしゅう演習や作業を終え、機材などを片付けて引き上げること。
195.鉄帽てっぱちヘルメットのこと。「88式鉄帽」など。
196.てるてるドーラン(偽装)を塗ること。
197.展開てんかい部隊を戦闘隊形に広げること。
198.点検てんけん装備品や人員の状態に異常がないか確認すること。「銃の点検」
199.点呼てんこ人員や健康状態の確認。朝・夕・就寝前などに行う。
200.伝令でんれい命令や報告を口頭または文書で直接伝える任務、またはその隊員。
201.天幕てんまくテントのこと。
202.同期どうき同じ年次(入隊年度)の隊員。
203.当直とうちょく課業時間外や休日に、交代で勤務に就くこと。
204.当番とうばん営内での清掃や雑務などを日替わり・週替わりで担当すること。
205.渡河とか河川を渡ること。
206.読図どくず地図を読み解き、現在地や地形を把握すること。
207.特技とくぎ各隊員の専門的な技能。MOS(Military Occupational Specialty)。
208.徒手としゅ武器を持たない状態。「徒手格闘」「徒手教練」
209.トンボとんぼヘリコプターの俗称。
210.ドンどん演習などで使用する土嚢(どのう)のこと。
211.ドライどらい射撃訓練で、弾を込めずに行う動作訓練。
【な行】
212.内務ないむ営内での清掃、整頓、点検など、日常生活の維持管理業務。
213.内務班ないむはん(旧軍用語の名残)営内班とほぼ同義。
214.NATO(ナトー)なとー北大西洋条約機構。フォネティックコードなどで標準。
215.日報にっぽう毎日の業務報告書。
216.寝具しんぐ毛布やシーツ、枕。畳み方(「毛布の角」)が厳しく指導される。
217.年次ねんじ年次休暇(有給休暇)の略。
218.年少ねんしょう若手、新隊員のこと。
219.練度れんど訓練の習熟度、部隊の強さのレベル。
【は行】
220.背嚢はいのう(俗に「リュック」)個人装備を収納し背負うための袋。
221.配置はいち人員や部隊を所定の場所につけること。「配置(はいち)につけ」
222.幕僚ばくりょう指揮官の作戦指導や部隊運用を補佐するスタッフ(参謀)。
223.バディばでぃ訓練や任務で常に行動を共にする二人組の相棒。
224.バラクラバばらくらば目出し帽、フェイスマスクのこと。
225.ハンガーはんがー航空機の格納庫。
226.班長はんちょう班のリーダー。主に曹クラスが務める。
227.半長靴はんちょうか自衛官が履くブーツ(戦闘靴)。「はんちょっか」とも発音される。
228.飯盒はんごう野外で米を炊く(炊飯する)ための金属製の調理器具。
229.PFTぴーえふてぃー体力検定(Physical Fitness Test)。
230.PXぴーえっくす駐屯地・基地内の売店(Post Exchange)。
231.ビニテびにてビニールテープのこと。銃や装備品の脱落防止に多用される。
232.服務ふくむ自衛官が守るべき規律や義務。「服務の宣誓」など。
233.服装ふくそう着用する制服や作業服の種類。「服装点検」
234.不足ふそく人員や物品が足りないこと。「員数不足」
235.物品ぶっぴん装備品、備品、消耗品などの総称。
236.物品愛護ぶっぴんあいご官品(貸与品)を大切に扱う精神。
237.武装ぶそう小銃、弾薬、鉄帽などを装着すること。
238.不発ふはつ射撃した弾が発射されないこと。
239.分隊ぶんたい小隊の隷下。数名~10名前後のグループ。
240.プールぷーる物品を個人管理せず、部隊で一括管理すること。「プール品」
241.兵站へいたん後方支援(ロジスティクス)のこと。補給、整備、輸送、衛生など。
242.ペコぺこ営内(宿舎)のこと。
243.ペン差しぺんさし作業服の腕についているペンを入れるポケット。
244.防衛ぼうえい国や施設を敵の攻撃から守ること。
245.防暑ぼうしょ夏の暑さ対策。「防暑衣」(夏の作業服)
246.補給ほきゅう弾薬、燃料、食料などの物資を供給すること。
247.補職ほしょく隊員に「小隊長」「分隊長」などの役職(ポスト)を命じること。
248.歩哨ほしょう陣地や駐屯地で、敵の接近を警戒する見張り番。
249.匍匐ほふく地面を這って進むこと。「匍匐前進」
【ま行】
250.磨きみがき靴や金属(真鍮)を磨くこと。
251.模擬もぎ訓練用のダミー。「模擬地雷」「模擬弾」
252.メスめす食事、または食堂のこと。英語の「Mess(食堂)」が語源。
253.メス缶めすかん飯盒(はんごう)のこと。
【や行】
254.野営やえい演習場でテントなどで宿泊すること。
255.夜間やかん日没から日の出までの時間。「夜間射撃」「夜間行軍」
256.野戦やせん野外(演習場など)での戦闘訓練。
【ら行】
257.ラッパらっぱ起床、食事、点呼、消灯などを知らせる信号。
258.離隊りたい転属、退職、または脱走などで部隊を離れること。
259.liaisonりえぞん部隊間で連絡・調整を行うための連絡員。
260.糧食りょうしょく食料のこと。「戦闘糧食」(レーション)
261.レーションれーしょん戦闘糧食。保存食。
262.連隊れんたい部隊単位の一つ。
263.連絡れんらく情報を互いに伝え合うこと。「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」
【わ行】
264.渡しわたし物品の受け渡し。
265.ワッペンわっぺん部隊マークや資格を示すために制服につける刺繍の徽章。
【数字】
266.25(にーごー)にーごー25m射撃。
267.100(ひゃく)ひゃく時刻「0100時」(午前1時)。「まるひゃく」とも。
268.1000(せん)せん時刻「1000時」(午前10時)。「ひとまるまるまる」とも。
269.89(はちきゅう)はちきゅう89式小銃。

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