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【携行品】教育隊でのリアルな注意点

1. スマートフォン:機種変更は「卒業後」にせよ!

入隊を機に最新のiPhoneやAndroidに買い替えようとしている方。絶対にやめておいた方が良いです。
理由はシンプル。「壊れるリスクが高い」上に「楽しむ時間がない」からです。

教育隊でのスマホ事情

  • 使用制限:基本的に課業中(昼間)は没収・保管され、使用できるのは夜のわずかな時間や週末のみです。最新機種の機能を堪能する余裕はありません。
  • 落下の危険性:教育隊のベッドは基本的に「2段ベッド(ロフト式)」です。疲れて寝落ちし、ベッドの上からスマホをコンクリートの床に落として画面を割る隊員が後を絶ちません。
結論:今のスマホをそのまま持っていく

画面が割れても泣かずに済む、使い古した今のスマホを持っていきましょう。
最新機種への変更は、教育隊を修了し、部隊配置されて生活が落ち着いた時の「自分へのご褒美」に取っておくのが賢明です。

2. 腕時計:安物と高級品を使い分けろ!

自衛官にとって時計は命です。「○分前行動」が絶対の自衛隊では、秒単位の管理が求められます。
しかし、ここでも「高ければ良い」というわけではありません。

教育隊で求められるスペック

  • ストップウォッチ機能:朝の点呼での「スピーチ(3分間など)」や、体力検定のタイム計測で必須です。
  • 生活防水・耐久性:雨の中の行進、泥まみれのほふく前進。高級時計は一瞬で傷だらけになります。
  • バックライト:夜間訓練や消灯後の確認に必要です。

スマートウォッチ(Apple Watch等)の注意点

便利なスマートウォッチですが、自衛隊では「情報機器」として扱われる場合があります。
GPS機能や録音機能があるため、通信室や作戦室など特定の場所への持ち込みが禁止されることが多いです。
教育隊中は充電の手間もあるため、メイン機としては不向きです。

種類 おすすめ度 理由・備考
安価なデジタル時計
(チープカシオ等)
◎ 推奨 1,000円〜3,000円程度。壊れても心が痛まない。薄くて邪魔にならず、機能は十分。
G-SHOCK 〇 定番 耐久性は最強。教育隊後も長く使うならコレ。ただし、ゴツすぎると着替えの時に袖に引っかかることも。
スマートウォッチ △ 注意 週末の外出用ならOK。課業中(訓練中)は禁止されるか、破損のリスクが高いため非推奨。
高級ブランド時計 × 論外 訓練で必ず傷つきます。盗難リスクもあるため、教育隊には持ってこないのが無難。

3. 下着類:派手な勝負下着は不要!「名前」が命

特に女性隊員の方に強くお伝えしたいのが、下着選びです。
「見えないところだし、気分を上げるために良いものを…」という気持ちは分かりますが、教育隊ではそれが仇になります。

教育隊の下着事情

  • 汚れます:汗、泥、雨でぐちゃぐちゃになります。高級なレースやシルク素材は傷むだけです。
  • 乾きません:洗濯機は争奪戦、乾燥室は満員。速乾性のあるユニクロやスポーツブランドのシンプルなものがベストです。
  • 紛失します:集団生活で、洗濯物は一気に干します。他人のものと混ざることは日常茶飯事です。
最重要:全てのパンツに名前を書け!

「えっ、小学生みたい…」と思うかもしれませんが、これは自衛隊の鉄則です。
タグやゴムの部分など、書きやすい場所に油性ペンで名前(フルネーム)を書いてください。
名前のない下着が洗濯場に落ちていた場合、誰のものか分からず、最悪の場合は班全体の連帯責任で指導されることもあります。
「恥ずかしさよりも、紛失防止」です。

まとめ

教育隊の生活は、これまでの日常とは全く異なる「非日常」です。
持ち物選びの基準は「壊れてもいい」「無くしてもいい」「実用的である」の3点です。

おしゃれやこだわりは、部隊配属後の休日に存分に楽しんでください。
まずは、この厳しい数ヶ月を「ストレスなく乗り切れる装備」で固めることをお勧めします。

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